妊娠中のインフルエンザの重症化の方がインフルエンザの薬の副作用より重大であると考えられておりますので、タミフルやリレンザなどのインフルエンザ薬と解熱剤としてアセトアミノフェンを内科などで処方してもらって下さい。(アセトアミノフェンは最大で1000㎎を6時間毎に内服可能です。アセトアミノフェン400㎎1日2回で解熱せずに体がきついときは600~800㎎に増量したり、6時間毎に内服するなどして下さい。)(家族がインフルエンザにかかった場合は予防薬としてタミフルやリレンザなどを内科にて処方してもらって下さい。)
妊婦には薬は処方できないと内科より説明を受けた場合は、かかりつけの産院より内服薬の処方は可能といわれていることを伝えてください。
一般的なインフルエンザの隔離期間を過ぎましたら、当院への受診は可能です。また、一般的な隔離期間中であっても胎動減少、不正子宮出血、下腹痛など産科的な異常症状があれば当院へ連絡し、当院へすぐに受診したほうがよいかの問い合わせをして下さい。